8/10 寺脇さんの講演に参加してきました。


8/10 星槎高校で開催された寺脇さんの講演に参加してきました。




寺脇さんのお話は、始めから最後まで歯切れの良い語りで、聞いていてとても頼もしく感じられました。

教育と学習は違うと言うことを原点に、明治時代以来文部科学省は学校を教育するところと思っているが、学校は学習するところだと話されていました。

1987年までの教育は競争を駆り立てる教育と言っていました。
生徒が「知りたいため」の教育ではなく、国家社会の教育であり、試験を」受けるための教育だった・と。

「近代」は終り、国家が教育させるのではなく国民が学習する時代へと移行。 その辺りは若干の政治の事を含めて話されていました。(ここは割愛いたします。

今回の子ども手当/高校授業料無償化についても今までは教育する側にあったが、初めて学習側にきた予算と言っていました。

ばらまき予算と言われているが、学習予算とでもした方が良い。と。
これについて寺脇氏は、どちらにしても子どもには同じこと。といっていましたが本当にそうだなぁ と思います。

表現の違いですね。

寺脇さん自信が学校の教職員であるということからか、教師のあり方については厳しいご意見を述べていました。

学校は教員のためではなく、学生のためであって、学生が主役であるということ。
また、自分のための学習であり、学習とは今まで知らなかったことを覚えること。
ゆとり教育は学習者主体の教育だと言っていました。




個人的な話になりますが、子ども3人が「ゆとり教育世代」です。
詰め込み教育で育った自分にとって「ゆとり教育」は、親子の時間が多くとれた・という面では良かったと思っています(^^。