● 道議会・予算特別委員会

7月5日(火)道議会、予算特別委員会の傍聴に行って来ました。


道議会、予算特別委員会で小林郁子議員がFS等について質疑応答があり、FS等ネットの亀貝会長と傍聴に行って来ました。

小林議員さんの質問は的確でFS等の必要性、また、今後のFS等との連携強化を問うものでした。印象深いものを 簡単にまとめてみました。


道教委の回答は、

不登校は、大きな教育問題のひとつとしてとらえており、引き続き、不登校に対する
 取り組みの充実に努めてまいる考え。


Q,予算では、4900人に上る不登校生を支援する「不登校児童生徒指導対策費」は  わずか1087万円で一人当たりわずか2200円であり、この予算でどのように  取り組むのか?

・「不登校児童生徒支援連絡会議]の開催やコミュニケーション能力の向上を図る「子 どもの人間関係づくり推進事業」を進めて
 いる。

・今年度、24時間の電話相談窓口を設置

・本年度から不登校児童生徒の状況を把握するために市町村教育委員会と連携し独自調 査を行う。

・FS等は、学校復帰に一定の役割を果たしていると考えているところ。


Q,今の答弁では、学校復帰することだけに終始しているが、
  子どもの辛い気持など子ども一人ひとりに
  目的を持てるようになる支援をしているのもFS等の役割ではないか?

・FS等は、不登校の心の支えだったり、ふれあいの場を作ったり、社会との接点の場 となっていると考えている。


Q、一定の役割をしているFS等に通うには、月3万くらいで負担も大きい。
  民間のこうした取り組みに支援が必要ではないか?

・FS等に公的施設の利用時の減免措置、机イス等の譲渡の支援を行っている。

憲法89条の規定に触れる可能性があるためFS等への公的支援は、難しいという見 解ですが、可能な限り検討して行きたいと考えている。


FS等とは連携強化し、FS等への公的支援は可能な限り検討していくという事で今後に期待できるものでした。



昨年までは、FS等をはじめ各関係者で行う「不登校児童生徒支援連絡会議」は年1
回で、内容もほとんど実働していませんでしたが、今後、実質的な施策連携の場になっていくことを期待します。

子どもたちにかかわる多くの方が、より一層連携し、それぞれの子どものニーズに合った支援となることを望みます。

道議会、予算特別委員会の傍聴のことをFS等ネットワークのHPで詳しく報告され
ています。

こちらの方も是非ご覧ください。↓
http://blog.goo.ne.jp/fsnet2001




BY ひよこ