不登校とフリースクールに関するアンケート (札幌市議候補予定者)


卒業式なども終り、すっかり春めいて参りました。
 
さて、フリースクール等で子どもを育てる親の会では、『不登校の子どもの育ち・学びを支える札幌連絡会』との協力で、このたび札幌市議候補予定者の皆さんに不登校フリースクールに関するアンケートを依頼しました。


この4月の地方選挙で札幌市議に立候補しようとしている方がたを対象として、「不登校の子どもたちの育ち・学びを支え、最善の環境を整備する政策に関する」アンケート」を行いました。

 送り届けることができたのは、立候補予定者90名中70名弱。当方のミスで「差出人」を記入しなかったことも関係して、回答をしてくれたのは23日現在で32名。その後電話で「趣旨」の連絡をいただいた方もいました。

 アンケート用紙にコメントを記した方もいらっしゃったので、そちらについては北海道フリースクール等ネットワークHPに、PDFファイルとして参照できるようになっています。こちら。→ http://www13.ocn.ne.jp/~fs_net/pg169.html

 札幌市議をめざす方がたの不登校フリースクールに関する問題意識と問題提起を理解することができ、とても意義深いものがあると思いました。
 全体として、私たちの方向と共通であったと思います。
 選挙活動中、きわめて多忙だったにも関わらず、ご協力いただいた方がたに厚くお礼を申し上げます。

 ただ、前述のミスもあり、回収に少々時間がかかるむきもあります。今の公開も「途中」であるとご理解下さい。


【質問事項】

1.不登校をどのようにお考えですか。
 (1)子ども本人の問題(子どもの甘え)
 (2)家庭の子育ての弱さ、子どもを甘やかせている
 (3)現在の学校が子どものニーズ・気分に対応できていない
 (4)引きこもりなどと同じく人間的なつながりが薄れてきている

2.不登校の「解決」をどのようにお考えですか。
 (1)今の在籍校(小中学校)に復帰できることを基本にした対策をたてる
 (2)小中学校をパスしてでも高校進学も含めて多少長期的な学校復帰を想定したい
 (3)「学校復帰」をさしあたり問題にせず社会的に自立できるように長い目で子どもの生き方をサポートしたい。
 (4)特に対策が必要とは思わない
 (5)わからない

3.不登校の子どもたちと向き合っているフリースクールの存在をどのように認識されていますか?
 (1)とても重要な役割を担っている。
 (2)ある程度、必要な存在である。
 (3)公教育が担うべきであり、重要ではない。
 (4)わからない

4. 不登校の子どもたちの育ち・学びを支え、最善の環境を整備する政策を実現するための提言書の内容について、どのように考えますか?
 (1)大いに賛同する
 (2)ある程度、賛同する
 (3)あまり賛同できない
 (4)賛同できない
 (5)わからない

5.不登校等についてお考えになっていることがあればお書き下さい。